仕事量が多すぎてストレスを感じる看護師のための対処法

仕事でストレスを感じる原因として多いものの1つが、仕事の量が多いということ。特に看護師は、次々に訪れる患者さんや業務の対応に追われてしまい、自分の許容量を超えている量の仕事を任されいる可能性があります。その結果、身体的疲れが溜まり、仕事をスムーズに終わらせることのできない自分に無力感を感じてしまうのです。任される仕事の量が多い看護師ほど、このような傾向があります。人に頼られているように感じて嬉しいですが、それがストレスの原因になってしまうのであれば現状を変える必要があります。

自分の仕事の量が多いと感じた時には、大きく分けて2つの対策を取ることができます。まず1つは、効率的に業務をこなせるよう仕事の手順を改善すること。一瞬でデータを処理してくれるパソコンや作業時間を短縮できる便利グッズがあればたくさん活用しましょう。電子カルテもその1つです。自分と同じ量の仕事を簡単にこなしている先輩看護師がいたら、どのように業務を効率的にこなしているのか教えてほしいと相談してみるのもおすすめです。

続いて2つ目の対策が、積極的に先輩看護師や同僚などの周囲の人に頼ることです。自分が任された仕事だからすべて自分で処理しなければいけないと感じやすいですが、1つの作業が終わらないまま放置されてしまうとかえって周囲の人に迷惑をかけてしまう場合もあります。素早く対応しなければいけない内容だけど自分が今すぐ対応できそうにないという時には、思い切って周囲の人に力を貸してもらえないか相談してみましょう。たくさんの仕事を任されると自分が認められたようで嬉しいと感じるように、手伝ってほしいとお願いされることは嫌なことではありません。相手も抱えている仕事量が多い場合は断られてしまうかもしれませんが、一言声をかけてみるだけでも挑戦してみてください。